
ねずみ 針金
ドイツ聖夜の「クリストキント」のこと
ついに、クリスマスイブですね。今年は静かなクリスマス。ドイツの聖夜にやってくる「クリストキント」を作ってみました。
ドイツ聖夜の「クリストキント」のこと
日本でクリスマスといえばサンタクロースの訪れが定番ですが、ここミュンヘンを含む南ドイツやオーストリアなどでは「クリストキント」やヴァイナハツマン(いわゆるサンタクロース)がやってきます。
「クリストキント」とは、もともと幼子キリストのことですが、その姿は、金色の巻き髪をした天使のイメージです。たいてい白と金色の衣装を着ていて、頭には金色の冠をかぶっています。
ということで、ドイツの古い手工芸 Wattefiguren 綿人形 で作ってみました!

こんなイメージでしょうか?
背中の羽も、ドイツの手工芸ワイヤー Bouillon ブリヨンで作ってみました。
クリスマスマーケットで有名なニュルンベルグでも、クリストキント役に選ばれた人が、市やクリスマス行事のPRに活躍したりと、南ドイツでは欠かせない存在です。
今夜、子供達はクリストキントのプレゼントを楽しみにしているはず。
あたたかなクリスマスとなりますように。
はりがねずみ。