
ねずみ 針金
ドイツ手工芸ブリヨン+スワッグ作り
今日11月29日(日曜日)は今年の第1アドベント。ミュンヘンの最高気温は1度で、いよいよ冬本番です。
さてそんなミュンヘンにて「クリスマスを感じる手仕事を」と、ドイツ手工芸の「ブリヨン/Bouillon」を組み合わせた、スワッグ作りを楽しみました。

スワッグとは、草木や花を束ねた装飾のことです。
お好きな植物やドライフラワーをざっくり束ねるだけ!とても簡単に、自分だけのスワッグが出来てしまいます。
ざっくりとした手作り感が可愛いらしく、この時期になると樅ノ木で作られた手作りのスワッグをたくさん見かけます。ツリーに飾り付けるオーナメントが取り付けられていたり、赤・緑・金色ののリボンが巻かれていたり。
お部屋の壁や窓に吊るしたり、玄関先にリースのように飾ったりして、アドベントのインテリアを楽しみます。

今日は樅ノ木の枝を束ねたうえに、
・ドイツ装飾ワイヤーBouillon(ブリヨン)
・ドライオレンジとシナモン
を重ねて、ドイツらしいスワッグに仕上げてみました。
Bouillon(ブリヨン)ワイヤーとは、
ドイツ・オーストリア・スイス近郊の手工芸で、コイルのような針金を使って草花を表現するワイヤーアートです。とても繊細で細かく、ひとつひとつに時間と愛情が込められています。
ドライオレンジとシナモンは、去年のクリスマス時期に作ったもの。薄い輪切りにしたオレンジを、低温のオーブンでじっくりと乾燥させます。柑橘の爽やかな香りが部屋中に広がり、それだけで幸せな気持ちになれます。
ドライオレンジとシナモンスティックを糸で結び付け、そのまま1年間吊るしていたので、まさにドライ!乾燥したドイツの気候ならでは、です。またオレンジとスパイスの組み合わせも、冬のヨーロッパの定番です。
【ワイヤーアートBouillonブリヨン】と、オレンジ&スパイスを加え、
とてもドイツらしいスワッグの完成です!
温かなクリスマスとなりますように。