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ドイツのクリスマス飾り「クリッペ」とは?

こんにちは。昨日(2020/12/06)から第2アドベントに入り、ますますクリスマスムード高まってまいりました。そんなミュンヘンから、クリスマス飾り「クリッペ」をご紹介します。


ドイツのクリスマス飾り「クリッペ」とは?


ヨーロッパのクリスマスシーンに欠かせない「クリッペ」とは、キリスト降誕シーンを表現した飾りのことです。アドベント期に入ると、教会・クリスマス市・町の広場や、もちろん家庭でも飾られます。



「クリッペ」はドイツ語の名称で、英語では「クリブ」、イタリア語では「プレゼピオ」、フランス語では「クレーシュ」、スペイン語では「ベレン」と言いますが、どれも「飼い葉桶」の意味です。


大きさは、指先ほどのフィギュアのこともあれば、大きな教会や町の広場では、等身大の立派なお人形が飾られることもあります。(↓の写真は、ポルトガル・リスボンのショッピングセンターに飾られていた大型のクリッペです)




モチーフはキリストを表す赤ちゃんのお人形とマリア・ヨセフが中心で、それ以外に東方の三賢人、馬小屋セット、羊や牛などの家畜達などを一緒に飾ることもあります。


12月24日までは、マリアとヨセフのみを飾り、12月25日になってから、二人のあいだのキリストを飾るとか。まさにキリスト誕生シーンの再現で、クリスマスという行事と伝統を、大切に楽しみます。




ドイツのクリスマスマーケットにも、クリッペフィギュアのお店がでます。毎年ひとつずつ買い足して楽しんだり、おばあちゃんに羊を買ってもらう女の子を見かけたことも。それぞれの家庭で、それぞれのエピソードが詰まっています。


家庭では、クリッペの舞台本体を自作したり、フィギュアを手作りする方も。手作り好きな方なら、毎年クラフト魂に火が付きそうです。



日本でもクリッペが、クリスマスの飾りのひとつと広まってきています。宗教的な側面だけでなく、特に木のぬくもりが感じられれる木工の飾りなどは、ドイツ手工芸を楽しむ意味でも人気のようです。



今回はクリッペをご紹介しましたが、このイエスの赤ちゃん像を使ったドイツの修道院手工芸も素敵です。特にドイツの装飾ワイヤーBouillonを使ったものは繊細で美しい作品です。


ドイツのクリスマス飾りで、温かな聖夜を。


ワイヤーアート「はりがねずみ」では、ドイツ手工芸をもとにしたワイヤーアートをお届けしています。こちらも見ていただけたら嬉しいです。





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